BTS(防弾少年団)英語→日本語 翻訳の部屋

「防弾少年団」(BTS)が取り上げられた英語媒体の記事やニュースをファンが和訳して載せているブログ。翻訳には意訳部分も多くなりますのでご了承ください。

【和訳】Map of the Soul: 7をリリースしたBTSが過去と制作過程、インスピレーションについて語る

2020年2月21日に公開されたVariety(ジェフ・ベンジャミン氏)の記事を和訳しました。

↓原文記事(英語)↓

variety.com

Map of the Soul: 7をリリースしたBTSが過去と制作過程、インスピレーションについて語る

 

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↓インタビューの様子↓

https://youtu.be/7fVQGcvgmEQ

 

 

チャート首位に上り詰めた数々のアルバムと世界最大級の規模のコンサートの成功を経てさらに輝きを増しているBTS。彼らが本日リリースした"Map of the Soul:7"は先行予約だけで全世界で何百万部の売り上げがあると言われており、その言葉の定義はなんであれ、このアルバムの「成功」は間違いなしと言えるだろう。しかしスターとしての今のステータスに安住する代わりに、BTSはさらに自らの内面を見つめてその中に深く潜り込み、音楽を通じて自分たち自身のことを聞き手に分かち合おうとしている。


2月21日の本日リリースされた"Map of the Soul: 7"でBTSは前作に引き続き自らのパーソナルな物語を明かしているが、その物語は前作よりもさらに自己認識を持って描かれている。

"UGH!"でRMとJ-HopeとSugaが自分たちを中傷する人々の怒りから自らを解放する一方で、ジミンとVはお互いの違いにも関わらず自分たちを「ソウルメイト」だと"Friends"で宣言する。ジンは飛翔感のある"Moon"で心のこもった手紙をファンに向けて綴り、最年少のジョングクは高揚感に溢れた"My Time"でBTSというグループの中で成長したこれまでの人生を振り返る。これらの曲で垣間見えるのは、これまでに見たことのないメンバーの一面だ。

 

BTSがVarietyに語ったところによると、こうした成功を夢見てはいたがここまで登り詰めることができるとは予想もしていなかったし、その成功を疑問に思うこともあったそうだ。しかし表面上のことばかり気にしたり外部の助けが必要なのではと考える代わりに、彼らはこれまで歩いてきた道のりを歩み続けることが正しい道なのだと信じることにした。

"Map of the Soul:7"には7人のパーソナルな曲が多数あるだけでなく、初期のBTSの曲にあったテーマやアイデアに再び取り組むことより過去作を踏襲し、今の自分たちの成長を映し出すアルバムとなっている。新しいシングル曲"ON"は初期シングル"N.O"の再解釈であるし、また"We Are Bulletproof: the Eternal"は2013年のシングル"We are Bulletproof Pt.2"の続編で、さらにアルバムのエンディングに収録されている"Outro: Ego"にはBTSのデビューアルバム"2 COOL 4 SKOOL"から複数のサンプリングが使われている。


 
以下、アルバム"Map of the Soul: 7"の創作プロセスにまつわるメンバーの見解を聞いた。

過去作品を引用しながらも作品を次の次元に持っていくことを可能にしたインスピレーションとはどんなものでしたか?

ジン:僕たちはあらゆることからインスピレーションを得ています。ファンからも、メンバーお互いからも、自分自身からも。


Suga:アルバムのタイトルは"Map of the Soul: 7"です。7年間一緒に過ごし、メンバーは7人。このアルバムには単なるインスピレーションだけでなく、僕たちの物語が詰まっています。


"Map of the Soul: 7"の制作プロセスを振り返って、過去作との違いはなんでしたか?

 Suga:前作と違っていて面白かったポイントは、このアルバムに参加したメンバーが増えたことです。これまであまり参加しなかったメンバーが積極的に参加したことはとても重要だと思います。



今年、BTSを取り巻く熱狂は別次元に到達しました。"The Tonight Show"に再び出演するだけでなく、グランドセントラル駅を占拠したそうですね。新しいアルバムの出陣に向けてどんなことを考えていますか?

RM:外側についてはレーベルに任せています。音楽、パフォーマンスと練習など、僕たちは常に中身のことにだけ集中しています。この方法がベストだと思いますが、他に誰もしたことがないことをしているので、新しいアルバムを出すたびに「どうやってこれをプロモしよう?」「どうすればいいんだ?」って頭痛がします。例えばグランドセントラル駅がどれほど広い場所なのかも僕たちは知らなかったんですが、ジミー・ファロンのショウの収録でジミーに実際に会ってみて、「OK、これはビッグなイベントだな」と実感したという感じです。

 

あなたたちにとってはこれまでを振り返る時期のようでもありますね。過去の曲からインスピレーションを受けた曲がたくさんあるようです。

RM :キャリアに関して言えば、意図してないことがたくさんありました。こんなポジションに到達するとは予想さえしていなかった。もちろんもっとビッグになってできるところまで高く登り詰めたいとは思っていましたが、ここまでのエネルギーやリアクションを世界中からもらうようになるとは思ってもみなかったです。いつだったか、朝起きて「ここはどこだろう?」となってしまった日もありました。行き先がわからなくなったら、これまで歩いてきた道を振り返って戻ってみるのが一番です。なので過去曲のリブートは、僕たちはどこにいるのか、何をしているのか、過去の僕たち、今の僕たちは誰なのかを考え直すための最良の方法だと思いました。



自分について新たに学び直していると感じますか?

ジミン:振り返る機会を与えられることはとても大事です。振り返って自分を見つめ直す機会をくれた僕たちのファンに心から感謝しています。



これからを見据えて、あなたの人生の道のりで成し遂げるべき次のゴールは何ですか?
ジミン:Hey, come on!!!
Suga:グラミーのノミネートですね。あとはパフォーマンス…
RM:ソロのパフォーマンスですね
Suga:そして、もしかして賞を取れたら。



アルバムが数時間前に出たばかりですが、公開日にシェアしたいメッセージはありますか?

Suga:ぜひ聞いてください。
ジョングク:このアルバムには僕たちの誠意と心からのメッセージが込められています。
J-Hope:僕も、「ぜひ聞いてください」と言いたいです。このアルバムのおかげで僕は自分についてたくさん考える機会をもらって、それで得たものの多くを音楽に込めたので。
V:僕たちの音楽がみなさまに少しでも癒しを与えられたらいいなと思います。癒しだけでなく、安息とか、安心感とか、お休みとか。



このアルバムの中でお気に入り曲は?

Suga “UGH!”
RM “00:00 (Zero O’Clock)”
ジン:“Moon”
J-Hope“Friends”
ジミン: “On”
ジョングク: “My Time”
V:“UGH!”

 

 

 

 

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