【和訳1/3】グラミー・ミュージアムでの「BTSとの対話」:私たちが学んだ15のこと
2018年9月12日付のETの記事を和訳しました。 記事が長めなので、3つに分けたいと思います。この記事は1つ目の和訳。
オリジナルのサイト(英語)はこちらです↓
'A Conversation With BTS' at the GRAMMY Museum: 15 Things We Learned
グラミー・ミュージアムでの「BTSとの対話」:私たちが学んだ15のこと【和訳1/3】
火曜日のグラミー・ミュージアムへの訪問は、ジョングクの言葉を借りれば"lit!"(若者スラングで「イケてる!」)ものだったようだ。
北米でのLove YourselfワールドツアーをスタートさせたK-popスーパースターは、先週LAステープルセンターで行われたチケット完売の4日間のコンサートを終えたばかり。彼らは忙しいツアースケジュールの合間を縫って、数々の伝説を持つグラミー・ミュージアムの芸術監督スコット・ゴールドマン氏との着席スタイルでのインタビューに臨んだ。
ジョングクと、他メンバーのRM、J-Hope、SUGA、V、ジミンとジンは、少人数のファンの前に座って、アルバム製作過程から、現在影響を受けているアーティストなど多岐にわたる質問に答え、世界で一番人気のあるボーイズバンドの内面をファンに見せてくれた。
「BTSとの対話」から我々が学んだことは以下の通り。
もちろん今回は彼らの最初のアメリカ本土訪問ではないが、最新のチャートを賑わせているLove Yourself: Answerリリース直後に始まった今回のツアーでのパフォーマンスは、彼らにとって以前とは違う感覚があるのだという。
「以前よりもっと自信がつきました。コンサートの計画にも以前より関わることができました」とJ-Hope。企画段階からより関わることにより、ツアーがもっと楽しく意義深いものになったという。
2. 音楽チャートでの成功により、楽曲製作に伴う責任についてもっと自覚的になった
Love Yourself: TearとLove Yourself: Answer は、ともにBillboard Hot 200でNo.1を獲得し、BTSはKpop初のビルボードNo.1歌手となった。だが、BTSはこの成功にうぬぼれてしまうことはなかった。
「今回のことは、僕たちの居場所がどこなのかを教えてくれました。僕たちがつくっている音楽のなかでの、自分たち自身に対しての、またファンに対しての責任について考えるようになりました」とジョングクは説明する。
3. BTSはファンととてつもなく密接な関係を持っている
「ファンのみなさまが僕たちに翼を授けてくれたから、今の僕たちがあります」とVは話す。「だから、僕たちとファンの間には特別な関係性があるんです」
4. アメリカ人のファンには特別な感情がある
ステープルセンターでのライブに現れたアメリカ人のARMY(BTSの巨大なファンベースを指す言葉)について、RMはこう語る。「熱量とエネルギーがすごい。どうやって遊ぶかをわかっているんです」
彼らはまた、韓国人ではないファンたちが韓国語の歌詞にあわせて歌うことの素晴らしさついて、熱弁を振るう。「歌詞を勉強するために、とてもがんばって努力してくれたことがわかるんです。僕たちにとって本当に意味のあることです」とSUGAは語った。
5. ビッグヒット・エンターテインメントのスローガン「音楽とアーティストを癒しに」は彼らにとって特別な意味がある
「2013年にデビューする直前に僕たちが交わした約束があるんです」と、BTSのMVの最初に毎回表示される標語について、SUGAが語ってくれた。「2つ約束しました。1つ目は、自分たちが考えていることについて語り合うこと。2つ目は、この世の中の助けになるような存在でいること」
「僕たちはみんな、自分自身について懐疑的になることもあります」とRMは打ち明ける。「生きたいと思うこともあるし、死にたいと思うこともある。このスローガンは、どんなときも自分の思いについて語り、友達や世の中を助けられる存在でいようと語りかけてくれます」
【和訳2/3に続きます】
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