BTS(防弾少年団)英語→日本語 翻訳の部屋

「防弾少年団」(BTS)が取り上げられた英語媒体の記事やニュースをファンが和訳して載せているブログ。翻訳には意訳部分も多くなりますのでご了承ください。

【和訳】「親しみたっぷりと、でも荘厳にスタジアムに響き渡る曲」Arcadesが"Inner Child"とBTSのVについて語った。

2/21にmetro.co.ukで公開された記事を和訳しました。

↓原文記事(英語)↓

metro.co.uk

 

「親しみたっぷりと、でも荘厳に、スタジアムに響き渡る曲」Arcadesが"Inner Child"とBTSのVについて語った。

 

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プロデューサーのArcadesによると、BTSの新譜Map Of The Soul: 7に収録されているメンバーVのソロ曲は「スタジアムコンサートにぴったりの曲。」マット・トムソンとマックス・グラハムの二人で結成されたプロデューサーデュオのArcadesはBTSの新しいアルバムでもその手腕を発揮し、Vと組んで新たにInner Childという曲を生み出した。

Map Of The Soul: Personaに収録されたMikrokosmosとJamais Vuの2曲もプロデュースした彼らは、最新作でも同じようなバイブスを表現したかったと語る。「この曲はMikrokosmosと同じく、スタジアムで歌うのにぴったりの曲なんだ」とマットはMetro.co.ukに話した。「この曲を作っていたときにプロダクション側から言われた唯一のことは、この曲が巨大なスタジアムで演奏されるということ。だから制作時には常にそのことを念頭に置いていたよ」

マックスは「Inner ChildはJamais VuよりもMikrokosmosに近いと思う。アコースティックギター特有の語りかけるような曲にしつつも、スタジアム特有の荘厳な瞬間にふさわしいものにしたんだ」と話し、またBTSがコンサートのラストにMikrokosmosを歌っているのを見たときは「涙が出た」と付け加えた。

マットとマックスはBTSの事務所であるBig Hit Entertainmentからかなりの裁量権を渡されているので、自分たちで自由に曲づくりを始動させることができるし、幸運なことに、もともとのアイデアとは全く逆の音楽を提供してみることさえある。

「日によって違うけど、僕たちは今の自分たちが感じている方向性でやっているし、まめな報告もしていない」とマックス。「彼らから特別な要請があることもないし、いくつかリクエストがあったとしてもあえてそれに捉われず音作りをすることもある。Inner Childはそんな風に出来上がった。」

Arcadesはギターやメロディー含めたプロダクションの達人だが、ラップのパートは、秀逸なスキルを誇るBTSのラップライン(RM、Suga、J-Hope)と長期のコラボ仲間であるPdoggに委ねているとマットは告白する。「僕はスコットランド出身。ラップするスコットランド人って知ってる?僕たちの得意分野ではないんだ」と彼は冗談めかして付け加えた。「少しずつ人気が出てきてるけど、まだまだ成功したといえるラッパーは出ていないと思う。」
 

「'Jamais Vu'は最初のバージョンではラップパートがなく、完全にバラード作品として制作していた。Pdoggがこの曲にラップパートがあると素晴らしいんじゃないかと言って彼のスタジオでラップを組み込んだ。そのあと新しいバージョンの音源を僕たちに送ってくれて、それを元にさらに仕上げたんだ。こうやってチームプレイでつくりあげてる。」

彼らの最新のチームワークが世界に向けて発信され、ARMYはついにBTSの最新の音楽を聞くことができるようになった。さて、BTSと何度か一緒に仕事をしてみて、マットとマックスに推しメンバーができたのだろうか?実は彼らの推しは同じ二人。J-Hope(Arcadesの曲である"In The Air"を2018年にプレイリストに入れていたのも彼だ)と、もちろん、Vである。
 

マットはVのことを本名のテヒョンを省略してTaeと呼び、「僕にとって彼はスーパークールなアーティスト」と話す。「BTSはみんなスーパークールだけどね。僕もマックスもインディーズ出身なんだけど、よくジョン・レノンを気取って街を散策していたんだ。ベレー帽と、ジョン・レノン風サングラスとかを身にまとって。つまり前からそういうアーティストに憧れてきたタイプ。Vにも同じ種類のもの(訳注:おそらくファッション性、カリスマ性)を感じるんだ。アコースティックギターでささやきかけてくるような彼のソロ曲Winter Bearを聞いてもそう思う。Taeの声は素晴らしくて、ファッションもスーパークール。しかも、誰に対しても隔てなくいい人のようだ。」 

2月21日の今日、BTSの新アルバムをそれぞれ購入したあと彼らはスタジオにこもり、Stewart Brock of Pridesが3/13に出す予定のシングルと、とあるK-popグループの曲の制作にはげむという。多忙なせいで自分たちのアルバム制作を進める時間があまりないそうだ。

「シングルはその曲に集中して制作にあたられるからずっと楽。アルバムの場合は1回の制作で集中できるのは1つか2つの曲だけで、その間他の曲は忘れられてしまうから難しい。BTSのファンたちはアルバム全体をとても真剣に聞いてくれるけど、作り手にとっては、一つの曲を制作するときは他のたくさんの曲を頭から追い出さないといけない。同時に集中してつくれるのは1,2曲が限度だからね。」

 

(終)



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